眼は遠くを、足は地に
元国連事務次長
秋田県大館市(旧比内町)生まれ。東京大学卒。バージニア大学大学院、フレッチャー・スクールに留学。1957年に日本人初の国連職員となる。1970年代には日本政府国連代表部で参事官、公使、大使を務める。1979年から国連の広報担当事務次長、軍縮担当事務次長、カンボジア暫定統治機構(UNTAC)国連事務総長特別代表、旧ユーゴスラビア問題担当国連事務総長特別代表を歴任。1997年末人道問題担当事務次長を最後に退官。
スリランカ平和構築及び復旧・復興担当日本政府代表、公益財団法人国際文化会館理事長等を歴任。現在、国立京都国際会館理事長、日本国際連合協会副会長、公益財団法人ジョイセフ会長など。
主な著書に、『国際連合 軌跡と展望』(岩波新書、2006年)、『戦争と平和の谷間でー国境を超えた群像』(岩波書店、2007年)、『「独裁者」との交渉術』(集英社新書、2010年)、『カンボジアPKO日記』(岩波書店、2017年)など。
なぜタイモブしているのか?
(以下、明石さんからのメッセージ)
以前に比べて海外に行くことが減ってきているようですが、日本の外に出て他流試合に挑みたいという、日本人としての気概を持った方々は本当に素晴らしいです。異なる文化をもつ相手の話に耳を傾け、異なる価値観を知ることで、自らの視野も広がり、考え方も変わり、自国の伝統や文化を再認識することで、アイデンティティを強化することができる。日本では味わいたくても味わえない貴重な経験を通して、国際社会の一員として、こういうことをやりたいんだという、意欲や気構えをもっていろいろチャンスを見つけて経験を積み、飛躍を目指してください。
人生の時間はそれぞれ限られている。やりたいことをやらないのはもったいない。
自分の隠れた可能性にどんどん挑戦してみてください。