2025.09.26
ニュースリリース
タイガーモブ、昌平高校でデータサイエンス特別講座を企画・運営 ― 高校生がAI活用と地方創生データ分析に挑戦
昌平高等学校でのデータサイエンス特別講座に協力
プログラム概要
タイガーモブ株式会社は、金沢工業大学・狩野剛准教授の研究室と学生団体「Data Dreamers」と協働し、埼玉県の昌平高等学校にて2日間のAI・データサイエンス特別講座を実施しました。
本プログラムは「データサイエンス・AIの魅力やワクワク感を伝える!」をスローガンに掲げ、30名の高校生が参加。2024年度から始まった取り組みの第2弾として開催されました。
データサイエンス・AI特別講座に参加した高校生との集合写真
(左側が金沢工業大学の学生、右側が昌平高校の生徒)
講座の特徴
・幅広いテーマ設定
AIの倫理的ジレンマ、フェイクニュースを題材にしたデータリテラシー、地方創生データ分析、Pythonによるプログラミング、生成AIを使った4コマ漫画制作など、多様な学びを提供。
・大学生主体の設計と実施
6名の大学生がそれぞれ講座を担当し、企画から実践までをリード。狩野准教授と大学院生が監修しながら、実践的な教育体験を生み出しました。
・キャリアワークショップ
大学教員・大学院生及び大学生・民間企業の視点を取り入れたキャリア形成のセッションを導入。高校生が将来を具体的に描くきっかけを提供しました。
成果と効果
<高校生の変化>
「データを使って生活を良くする方法を考えるのが新鮮だった」「生成AIでの作品づくりにワクワクした」「夢を実現するための第一ステップを見つけられた」など、学びの深さと成長を実感する声が寄せられました。
<参加者からの声>
・データを使って自分たちの生活をどのように良くすればいいのかを考えるのはとてもいい経験だった。また、どの分野にも関わりがあり、将来のために知識として入れておくことはとても大切だと思いました。
・自分の夢を実現するための第一ステップを見つけることができたため、とても心が動いた。また、AIによって最適化された情報を得ることができるようになってきていることにとても感動しました。
・ゲームのプログラムや車を作る側になって考えることは、普段私たちが見ているものの裏側を見ているようでワクワクしました。
<大学生の成長>
・自ら講座を企画・運営する初めての挑戦を通じ、教育の難しさと楽しさを体験。高校生との交流を通じて、新しい視点や達成感を得る機会となりました。
・交流の広がり
集中講座という形式と、タイガーモブによるアイスブレイクの効果もあり、講座終了後も高校生と大学生が語り合う姿が見られるなど、年齢の近さを活かした活発な交流が生まれました。
グループに分かれてアイディアを共有する高校生と、助言をする大学生たち
タイガーモブの役割
国際キャリアやファシリテーションの知見を活かし、プログラムの設計から実施までをサポート。特にアイスブレイクや進行の工夫により、参加者同士のコミュニケーションを促進し、学びをより深める環境づくりに貢献しました。
・強みをふかぼるワークショップ(10分)
自分の経験を振り返り、行動の「How」を深掘りする個人ワークと、ペアでのシェアを実施。自分の強みを再発見し、学びや探究活動の軸を形作る時間をつくりました。
・問いとアクションの設定(30分)
夏に探究したいテーマを付箋で洗い出し、問いを設定。その背景や活用できるデータ・方法を考え、課題を深める視点を養いました。最後に、自らの強みを活かした「今夏のアクションプラン」を策定し、実現可能な第一歩を描きました。
関連情報
- 金沢工業大学ニュース:「【高校生がAI活用と地方創生データ分析】Data Dreamersと狩野研究室が実践的な特別講座。埼玉県の昌平高等学校で」
https://www.kanazawa-it.ac.jp/kitnews/2025/0819_kano.html - 狩野剛教授ブログ:「高校生向けデータサイエンス・AI教育」
https://ict4d.jp/2025/08/21/ds-edu/
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