火種を蒔く
アクセラレーター
谷口 里香
Rika Taniguchi
静岡県出身、フェリス女学院大学英文学科卒。在学中にスタディツアーでインドへ行き、ダリッドの女性・子供たちと出会い貧困問題に興味を持つ。孤児で極貧生活をしている子供たちが、教育の力によって夢を持ち、その夢が生きる糧となっている様子を見て教員になろうと決意する。
大学卒業後、日本生命保険相互会社で営業を経験し、その後イギリスのUniversity of BirminghamでTEFL (英語教授法) を学ぶ。帰国後、東京の中高一貫校で英語科教員となり、2019年からApple Distinguished Educatorとしてプロジェクト型学習 (PBL) など創造的な教育に注力する。その後Uターンし、静岡の中高一貫校で地域創造コースを担当。
結婚を機に再び東京へ戻り、2024年4月よりタイモブにジョイン。
なぜタイモブしているのか?
インドでの体験から、貧困問題の解決にどのように関わっていけばいいのか、とずっと考えてきました。自分ができることや得意なことを踏まえて、教員として世界の現状を50人の子供たちに伝え、その50人の子供たちが他の1人、2人に伝えていけば、100人、200人の人に伝わる。
そうやって小さな範囲でも火種を蒔いていけば、その火種は徐々に広がり、行動が変容していく人が増え、そしてまたその人が火種を蒔き、火種がどんどん大きくなっていく。一人で大きなインパクトのあるアクションを起こすことは難しいけれど、小さいことなら誰でもできると思っています。タイモブでは、その火種を蒔きまくりたい。
世界はとても美しいと思っています。目の前のことだけに執着して絶望するのではなく、広く大きな世界に目を向けて、自分自身や他者とつながり、幸せな人生を諦めない人たちを増やしたい。